手を取って感覚を素早く身につける

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2015年11月15日、第二回親子テニス教室において、ボレーの基本動作を初心者に指導する際に、指導者が手を取ってボールをヒットする感覚を体感させる試みを行いました。
初心者はボレーの際に慌ててラケットを大きく手で引いて、ボールに向けて振り出す動作が非常に多く目立ちます。
そこで、指導者一人が手でボールをなげ、もう一人の指導者が受講者の後ろから手とラケットを一緒に握り、力まず、コンパクトな準備でボールを待ってヒットする感覚を体が覚えるまで(受講者が打ちにいく無理な力を指導者が感じなくなるまで)繰り返し体感してもらいました。

結果、非常に短時間でボールをラケットのスイートスポットでとらえ、コントロールして投げてくれる指導者の胸に向かって打ち返すことができるようになりました。
言葉と見本を見せるだけの指導より、短時間で必要な体の動きを覚えてもらいやすい有効性を確認することができました。
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